滋賀 – 旅の栞

2014/11/24 三井寺観音堂本尊開帳

三井寺は今年、中興の智証大師生誕1200年ということでいろいろイベントをやっていました。西国札所の観音堂の本尊、如意輪観音像も開帳されます。そのうち行こうと思っているうちに最終日になってしまったので行ってきました。

このイベントでは同じく秘仏の智証大師坐像や、黄不動像立像も開帳されていたのですが、なぜかこちらはこの前日までの公開ということで、逃してしまいました。まさか連休の途中で終了するとは．．．

今回は京阪電車でアクセスです。
またラッピングをやっていますね。

内装も同様でした。

お寺へ向かいます。

琵琶湖疏水の取水口

到着

大門

釈迦堂

金堂

この中を一周するといろいろな仏像があって見応えがあるのですが、今回は大津の博物館に出張しているものが多くて残念でした。

弁慶鐘

唐院大師堂で、前日までだと思っていた、黄不動などの特別公開をまだやっていました。
どうやら、この日の最後までやるわけではないので前日までと記載していたようです。あと30分と言われました。

黄不動立像と、智証大師坐像２躯を拝観できました。黄不動は日本三代不動のひとつです。また、智証大師坐像は一方は御骨大師といわれ、智証大師の遺言によって遺骨を中に収めたものです。こちらは定期開帳のない、めったに見られないものです。他方は中尊大師と呼ばれ、大師堂の本尊です。

唐院潅頂堂

イベントでは勧学院客殿と光浄院客殿の特別拝観も行われましたが、残念ながら前日で終わっていました。

観音堂方面へ向かいます。

何かが近づいてきているのを発見

三井寺の広報僧「べんべん」だそうです。

観音堂に到着

本尊の如意輪観音像は内陣の奥に安置されていました。思ったより大きく、かなり近いところで拝観することができました。

来たとき同様、京阪の駅まで向かって帰りました。

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2014/11/23 湖南三山巡り

湖東三山というと紅葉の名所で有名ですが、湖南三山の紅葉もなかなかだよという話を聞いて行ってきました。

湖南三山というのは湖南市にある国宝を有する３つのお寺をさすそうで、常楽寺、長寿寺、善水寺の３つがあります。普段は拝観に予約が必要らしいですが、秋には湖南三山めぐりということで、予約なしで拝観できます。駐車場も臨時のものを用意しているようです。

湖南三山が制定されたのは平成17年だそうで、16年に湖南市が発足したのがきっかけぽいですね。

いずれも天台宗のお寺でした。

まずは常楽寺

山城の浄瑠璃寺みたいなこぢんまりとした雰囲気です。

いろいろ見ている間に日が差してきました。

ここの紅葉はドウダンツツジも手伝っていますね。

本堂が国宝です。
本堂内では監視カメラを始めとして厳重な警備がされていました。ここのお寺は過去に盗難にあっているそうで、木造二十八部衆立像 28躯のうち３躯が盗難にあって、１躯は帰ってきたそうですが風神像を含む2躯はいまだ帰ってきていないそうです。空の台座が寂しそうでした。

続いて、長寿寺
入り口ではお祭りイベントをやっていました。

入ってすぐが、なかなかの風景。
でも人がいない風景は撮れません。

このへんで、紅葉はオートホワイトバランスではいい色には取れないと気づいて太陽光とかに変更しています。

併設されている、白山神社



本堂。これも国宝です。

ちょっと登ったら、三重塔跡がありました。
織田信長によって、安土城に移築されたそうです。

最後に善水寺

なんか、境内の雰囲気は西国32番の観音正寺みたいでした。

本堂

湖南三山はまだあまり知られていないので穴場ですね。
（すでに観光バスも来ていましたが．．．）

2014/07/12 竹生島、谷汲山

西国巡礼の最後が残っていたので行ってきました。
あと３つですが、順不同で行っているので今回は竹生島の宝厳寺と谷汲山の華厳寺です。

いつものように第一便に乗れるように早く出ました。

いつものように、早く着きすぎ。５０分位あります。
事務所もまだ開いていませんでした。

一便なので、船はもういます。

教育用の実習船うみのこ

お、なんか発見。

ねこさんです。なにか狙っている模様

邪魔したと言われるとまずいので下手に近づけません。

ジロ．．．．．

狙っていたのはバッタだったようです。

気がついてみると、他にもいます。

妖しい瞳

こっちは普通に睨む瞳

うろうろしていたら、うみのこが出港していきました。

こちらの船が出る時間になりました。
後部２階のデッキに陣取りました。

出港

エリと呼ばれる定置網

島が見えてきた。

到着

勝手知ったるなんとやらで、先頭を切って階段を登り、観音堂へ向かいました。

乗ってきた船が戻ります。

観音堂

お参りを終えて、納経所へ向かいます。

例によって団体さんの納経帳の山を抱えていましたが、個人を優先してくれました。

本堂の本尊は弁財天

なんか発見。

２匹いた。

おります。

竹生島神社へ向かう舟廊下は、修復工事中でした。

竹生島神社

竜神拝殿


なぜかわんこ

かわらけ投げ。
このかわらけ投げは、願いを込めて土器を埋めることから始まったそうで、この下の湖底からは縄文時代の土器も見つかったそうです。

船が来ていますが、今津行きらしいです。

更に船がきましたが、これも帰りのものとは違うようです。

慣れてくると、限られた滞在時間も持て余し気味です。

今度こそ帰りの船です。

１Fの一番前に陣取りました。

写真的にはすぐ到着。

ついでなので、木之本まで行って、そこからR303経由で谷汲山へ向かいました。

途中の、道の駅星のふる里ふじはしでお昼にしました。

おそば

到着。
日曜日でなければ駐車場は無料なんですね。知りませんでした。

本堂

本堂のあと、笈摺堂

そして、満願堂へお参りです。

結構暑い日だったので、納経を終えた後、しばらく本堂で休憩しました。

帰りはナビに任せたら、湖北を回って湖西道路を通る道を選びました。
ここまで来ると、湖西のほうがまっすぐだし空いていますね。

2014/05/17 沖島

琵琶湖に浮かぶ島といえば、西国三十番札所の竹生島ですが、もう一つ興味ある島があるということで行ってきました。近江八幡沖にある、沖島です。竹生島は通いの住民しかいませんが、沖島は定住している人が350人くらいいるそうで、淡水上で定住者がいる島は国内でここだけだそうです。

沖島に渡る船は、近江八幡の国民休暇村のそばにある堀切港から出ています。車で向かいました。
港内は関係者以外駐車禁止らしいので、県道をちょっと進んだところにある、道路脇の駐車スペースに車をとめました。

船のスケジュールがあるのですが、車だと予定が立てづらく、適当に行ったのですが、船が出た15分くらい後に到着して、次の便まで2時間弱待ちということになってしまいました。

暇つぶしの散策が始まります。

にゃんこ発見


なかなか人懐っこかった

船の上も歩き放題

この船は小鮎を採る装備らしいですね。

船が来たと思ったら、宿の送迎船らしいです。

船の時間が近づいてくると、人が増えてきました。

郵便やさんが荷物を準備していました。

今度こそ、来たっ



搭乗

操舵室が丸見え

出発

宿の送迎船も移動しています。

沖島の町並みが見えてきました。

到着



この島にはほとんど車がないので、3輪自転車が軽トラ代わりです。

売店


猫発見

声をかけたら出てきてくれました。

思ったほど猫はいませんでした。朝いちを目指すべきなのかも。