今年も正倉院展に行って来ました。
気合を入れて、初日です。
開館30分くらい前に着きました。
すでに行列がすごくなっているようですが、この列は入場券の発売開始を待つ列です。
前売り券を用意してあったので、わたしはこちら。
30分待ちの場所より前に陣取ることができました。
9時になり、開館となりました。
さすがに開館直後ということで、壁際の展示は人がいっぱいで近づけないこともありましたが、様子を見ながら場所取りをしたらそれほどストレスなく見ることができました。
今年の目玉は、黄熟香(おうじゅくこう)という、とても良い香りのする木と、金銀鈿荘唐大刀(きんぎんでんそうのからたち)という宝剣ですね。香木は削るわけにはいかないので、どんな香りかはわかりませんでした。この近くで、読売新聞がこれを再現したレプリカを展示していたそうですが、この時は気が付きませんでした。
それから、明治時代に東大寺大仏殿の修理の際に発見された剣が、正倉院から持ち出された記録がありながら返却された記録がなかった宝剣2振であることが判明したということも話題になっていました。聖武天皇の供養のために捧げられていたようです。
ひと通り見終わって、仏像館も見終わり、外に出ると、列はそれほどできていないですね。
そろそろお昼なので、ラーメン食べあるきのネタとして、西の京まで移動しました。
無鉄砲しゃばとん
薬師寺とかのそばです。
ここから戻りますが、途中の乗り換えの駅、大和西大寺駅には、それなりに知られたお寺があります。寄ってみました。
西大寺
東大寺と対になるお寺ですね。
もともと東大寺の頃のものですが、今は真言宗のお寺になっているようです。
本堂の釈迦如来像、四王堂の十一面観音像、愛染堂の愛染明王像などは、間近で拝むことが出来ました。(要拝観料)
十一面観音像はかなり巨大でしたが、長谷寺型といわれているそうで、納得です。
併設された幼稚園でお祭りをやっていました。
西塔のあと。
近鉄奈良駅に戻って、興福寺です。
期間限定で、北円堂と三重塔の特別公開をしているそうです。
まずは北円堂。西国札所は南円堂ですが、南があれば北がありますね。認識していませんでした。
中には、弥勒如来、四天王などの国宝が安置されていました。
続いて、三重塔
こちらは、中に描かれている、各如来を写した模様が目玉でしたが、ほとんど消えていて残念でした。
奈良公園を奥へ進みます。
東大寺
東大寺ミュージアムというのができたそうです。
入ろうと思いましたが、大仏殿とセットになった入場券がお得らしいので、これを購入して、先に大仏殿へ行きました。
盧舎那仏
東大寺ミュージアムは、正倉院展の一般展示物相当品をいくつか選んで展示しているという感じでした。
夕方4時過ぎに博物館前を通ったら、かなりすいているように見えました。
初日の夕方が狙い目ですね。
柿の葉寿司と奈良漬をお土産に買って帰りました。
-翌日-
次の日は雨模様でしたが、国民文化祭・京都のイベントが地元であったので行って来ました。
「オーケストラの祭典in長岡京」というイベントです。
2部構成になっており、1部は学生合同オーケストラ、2部は一般合同です。
それぞれ、京都の団体が中心になっているようです。
あとで気がついてみると、生のフルオーケストラは初めて聴いたかもしれません。