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朝の早いうちに目がさめたので、朝食前に荷物をバイクに積んだりしました。
苫小牧駅前

ここのホテルはほぼ無条件にバイキングの朝食がついてきます。
普通は７時からなのですが、高校の部活関係の団体が宿泊している関係上、この日は６時半から開始でした。
荷物移動中にそれに気がついて朝食のレストランに向かったのですが、すでに長蛇の列ができていました。並んでいるのは半分以上が高校生で、この面子でバイキングだと全然終わらないことが予想されるので、朝食の権利を放棄してチェックアウトしました。
この日は道南へ向かいます。道南は、10年以上前に一度だけ青森から渡ったとき以来です。この時はほとんどR5を通過しただけで、大沼でキャンプしたのが唯一の寄り道でした。

時間節約のため、2年前に走った長万部付近まで道央道を使いました。

有珠山SAからの景色

こちらは静狩PA

長万部ICでおりて、R5です。


道南でも、こんな平原はあるんですね。


特徴的な山が見えてきました。

恵山です。


道の駅 YOU･遊･もり

ここからR5を離れて、亀田半島を回るR278に入ります。

道の駅 つど～る・プラザ・さわら

この先に、日本では珍しい、間欠泉の名所がありました。
しかべ間歇泉公園

10分くらい間隔で間欠泉が吹き出すそうです。

ここから？

飛び過ぎないように、カバーがあります。

しばらく待つと、噴き出し始めました。

たしかに、カバーがあったほうがいいですね。


弱くなってきました。

噴射が終わればあとは見るものがないので先へ進みます。


干した昆布を束ねたものがありました。

注意してみてみると、干している小屋もありますね。



場所によっては地面に広げているところもありますが、ここは吊るして干すんですね。

ここで、水無海浜温泉という、満潮時には海に沈んでしまう温泉があるということなので行ってみました。

それらしいところについて見ると、たしかに人がいます。

なんか、予想していたのと違いますね。水着なしでは入れないようです。



あきらめて先へ進みました。

道の駅 なとわ・えさん

ここでは根ほっけが名物だとのことなので、根ほっけ定食を食べました。
照り焼きとか、塩焼きとか、フライとか、酢の物とかがあります。

あとで刺身があるよと言われたので食べながら待っていましたが、全て食べ終わっても来ません。20分くらい過ぎてから確認してみたところ、忘れていたようです。なんか、前日から、こんなのばっかり．．．
おわびに、イカもつけてくれました。ここのもう一つの名物が朝とれのイカだそうですが、この日は入荷がなくて、留物だったようです。

ここでかなり時間をロスしてしまったので、どうするか迷っていた函館観光は却下となりました。

津軽海峡をフェリーが進んでいました。新日本海フェリーのマークが付いているので、苫小牧東行きですね。17:20着の寄港便かな？

下北半島らしきものが見えてきました。

函館山あたりが見えてきましたね。

ここの昆布は地面に広げていますね。

函館市内は道道でパスしました。

なんか、巨大な橋が沖の方に．．．

ベルトコンベアの橋ぽいですね。
関西空港の埋立の時もこんなのを使っていたので、ここも埋め立てるんでしょうか。

このあたりで、XL-BAJAの人と前後して走っていましたが、わたしが海岸線に沿って走っていたのに対して、あちらは途中から江差の方へショートカットして行きました。

これは青函フェリーかな？


この時期は期間限定でなっちゃんも復活しているとか、一度見てみたいですね。

道の駅 しりうち

青函トンネル記念館がありました。

青函トンネルが作られた経緯とか、工事に携わった人の体験談とかが展示されていましたが、瀬戸内海の橋の展示館ほど技術に言及しておらず、技術屋としてはちょっと物足りなかったです。

工事前の海底調査に携わった、海底調査船 くろしお

道の駅 横綱の里ふくしま

ここは、横綱千代の富士や千代の山を送り出した記念に、横綱記念館が併設されています。



今は、九重部屋が合宿に来ていて、毎朝稽古が見学できるようです。

．．．が、あまり相撲に興味がないので素通りしました。
きょうのにゃんこ。
堂々と国道を歩いて渡っていました。

だんだん日が低くなってきました。


道の駅 北前船 松前



松前城

松前の街は、思ったよりも静かでした。

ここから先は、夕日の海岸線をアップダウンしながら走ります。
あまり交通量もなく、気持ちいい道でした。

道の駅 上ノ国もんじゅ

ここでこの日の行程は終わりです。
すぐそばの山の上のキャンプ場へ向かいます。

夷王山キャンプ場

みんなテントを張っていたのでここだと思ってテントを設営したのですが、正式なキャンプ場は道路を挟んで反対側の盆地らしいです。
このエリアもキャンプ場の案内Webサイトにキャンプサイトとして掲載されていたので咎められることはないそうです。

駐車場について気がついたのですが、先程前後して走っていたXL-BAJAの人がいました。もう一人後から来る人もあるようです。
このサイトの景色は最高です。ただ、風が強い時は遮るものがないので、きついかもしれません。


奥尻島か、大島か．．．島が見えますね。

だんだんあたりが暗くなり、イカ釣りの漁火が見えてきました。

XL-BAJAの人に聞いて近くの温泉へ向かいました。
地図には載っていますが、ちょっとわかりにくい。
花沢温泉
ほぼ、地元の人向けです。源泉かけ流しで200円は安い。

この夜は、途中のセイコーマートで買った弁当の夕食でした。
XL-BAJA氏が近くの街で買った生ホッケを炭火で塩焼きにして分けてくれました。炭火用コンロとか持ち歩いているようです。

しばらく情報交換をして、適当なところでテントに戻って寝ました。

今回、道南は道の駅めぐりのために仕方なく回った感がありましたが、走りやすいし景色がいいしなかなかお勧めですね。西海岸は追分ソーランラインと言われているようです。ただ、道北道東からかなりの移動を強いられるのがネックですね。

前日の雨は止んで、雨の心配はないようです。

朝ごはん前に表の木にまだ湿ったジャケットを掛けておいたら、しっかり乾きました。

朝８時からご飯が食べられるので、食べて出発です。

この日は道の駅の関係で、まず北の陸別まで行って、その後南の中札内まで行く必要があります。
時間短縮のために、道東道を利用しました。２ヶ月前までは無料だったんですけどね。

道東道は足寄までで、R242で北上します。
道の駅 あしょろ銀河ホール２１

千春の故郷です。

もともと、ふるさと銀河線の駅だったため、その名残が残っています。
ふるさと銀河線は2006年に廃線になっています。

道の駅 オーロラタウン９３りくべつ

ここも鉄道駅だった名残があります。
車両も一部残っており、有料で乗車体験もやっているようです。


ここで、昨夜の宿で一緒だったBMW氏と再開しました。高速を使わずに来たようですが、下道でもそれほど変わらないようですね。

戻って、道の駅 足寄湖
ここは、チーズ工場を兼ねています。

下道でも良さそうな気もしますが、帯広の街を越えるのはやはり時間がかかりそうなので、再び高速を使って中札内まで移動です。
道の駅 なかさつない

ここで道東とお別れで、道央へ向かいます。
日勝峠を国道で越えたい気もしましたが、先を急ぐので、そのまま道東道を使いました。
十勝平原SA

道東道は占冠までです。10月に分断区間が開通だそうです。
道の駅 自然体感しむかっぷ

道の駅 夕張メロード

ここに来るまで、この日は支笏湖あたりのキャンプ場に泊まろうと思っていたのですが、お盆休みで札幌近くだということを考えると大混雑している可能性があることに気が付きました。そこで、苫小牧のビジネスホテルを予約しました。

名も無きひまわり畑発見。

ちょっと寄り道をして、道の駅 むかわ四季の館
温泉も宿泊施設もあって、便利なところです。

苫小牧市に入って、道の駅 ウトナイ湖

しょうもない湖かと思っていたのですが、ラムサール条約に登録されたところなんですね。綺麗でした。

渡り鳥の中継地になるそうです。

苫小牧の混雑を越えて、なんとか明るい
うちにホテルに到着しました。
バイクは自走式立体駐車場の1Fに停めることができました。
ホテルの写真は翌朝のもの。
ホテル ルートイン苫小牧駅前


苫小牧駅前

夕食を食べるところを探して駅前を歩きましたが、繁華街はかなり寂れていました。
ひととおり回った挙句、ホテルすぐそばのお店でジンギスカンを食べました。
お店の写真は翌朝撮ったものです。

焼肉とか、ラーメンとか、いろいろやっているお店なんですが、女将さん一人でやっているため調理が間に合わず、最初のビールが無くなってだいぶたってからジンギスカンが出てきたり、一緒に頼んだおつまみセットがいつになっても出てこなかったりしました。サボっているわけではないのは見てわかるので、ジンギスカンを食べ終わったところで残りの注文をキャンセルして、精算してお店を出ました。

残りはコンビニで買ってホテルで済ませました。
ルートインは大浴場があるのがいいですね。

とうとう天気予報に雨が出ました。午後から降るそうです。
午前中はまだ晴れ間があるようなので早めに出て野付半島へ向かうことにしました。

ところが、テントを解体してたたもうとしたところにポツポツと雨が降ってきて、慌ててたたみました。
（すぐ止みました）

標津へ向かいます。

海に出ました。

そして野付半島を走ります。両側が海。

ナラワラ

トドワラへは歩きます。





トドワラエリアに到着です。

ハヤブサ？今回はよく会いますね。

駐車場に戻ったら、国後島が見えるという案内がありました。

うっすらと見えていますね。

再びナラワラ

夜は雨になるということなので、宿をとることにしました。
後半は道南を回る予定なので、そろそろ西へ向かわないといけません。
帯広の手前、池田にある「ワインの国」に電話したところ、予約がとれました。

本土へ戻って、今度は根室半島に向かいました。

道の駅 おだいとう

道の駅 スワン４４ねむろ

根室の街を過ぎると、海からの風が冷蔵庫を開けた時のような冷気になりました。
このへんで霧になることが多いのですが、今回は晴れたままでした。

納沙布岬着。


歯舞諸島は見えませんね。

ここで名物の生さんま丼を食べました。


ついさっき入荷した生さんまで、それより前に来たお客さんには品切れだと断っていたそうです。
いまはさんまが高くて、今日のは１匹300円くらいすると言っていました。

ふと横で食べている人を見ると、多和平で昨夜一緒だったCB氏でした。わたしが野付半島を歩いている間に直接来たようです。

きょうのにゃんこ
ここの猫かと思ったら、野良猫だそうで、ここの魚を狙っているそうです。
堂々と店の中まで入ってくるんですね。

岬をあとにして、釧路方面へ出発しました。

北方原生花園
入り口に馬がたむろしていて入れませんね。


子馬もいます。

霧多布あたりを通過します。

道の駅 厚岸グルメパーク

釧路の手前辺りから、とうとう雨が降り始めました。
最初はすぐやんだりしていたのですが、釧路市を越える辺りから本格的に降ってきました。
あとはひたすら雨に耐えて池田へ向かうことになります。

ちょっとだけ寄り道 道の駅 うらほろ

旅人宿 ワインの国

ここは、夕食にステーキが出ることで有名ですが、民家を改修した建物からわかるように、ワイン城みたいなイメージとは異なります。

到着して濡れた荷物の整理とかが終わったら、みんなで温泉に行きます。
この宿は井戸水を使っているのでお風呂が沸かせないそうで、みんなで近くの温泉にいくのが定番になっています。

池田清見温泉

夕食

翌日は晴れそうだということで、期待して寝ることにしました。

なかなかいい天気です。
かなり遠い道の駅のオープン時間に合わせて早めに出発しました。

R242で丸瀬布まで行き、道の駅まるせっぷを横目に旭川紋別自動車道に入ります。（暫定無料）
道の駅まるせっぷはまだ開いていないのであとで来ます。

道の駅 しらたきを目指していたので白滝ICで降りたら、道の駅はその次の奥白滝ICの出口にありました。
ここは、最初は一般道からは入れなかったらしいですね。

もどって道の駅 まるせっぷ。
以前、寄った覚えがあるのにどこの道の駅だったかわからない所があったのですが、ここだったようです。

R242に戻って南下して、道の駅 おんねゆ温泉
以前、この近くにキャンプしましたが、ここが閉まっている間に出発してしまっていました。


世界一のハト時計だそうです。

北見を通過してオホーツクへ戻ります。
網走湖の西岸をとおる道道沿いのPA

網走の町外れにある、道の駅 流氷街道網走。最近できました。




ここでお昼 網走ザンギ丼
ザンギというと普通は鶏のから揚げですが、地元産の鮭の唐揚げを使っています。

お昼を食べながらこの先のルートを検討しました。
最初は知床半島を目指すつもりだったのですが、時間がかかること、夕方には天気が崩れる予報があることから、早めに回れる屈斜路湖周辺に行くことにしました。

女満別メルヘンの丘

女満別空港

R243の美幌峠へ向かう道に入りました。

美幌峠に到着です。

屈斜路湖側に降りて、和琴あたりに来たら、ひまわり畑という看板があるので寄ってみました。

摩周湖は晴れていました。
第一展望台

第三展望台

藻琴山展望台
ここから見えるのは、屈斜路湖です。

そろそろいい時間になったので、このへんに来た時の定番キャンプ場、多和平へ行きました。
ちょうど、西から雨雲が移動してきたので、雲から逃げる形でキャンプ場への移動です。

多和平には、偶然ですが、前日会ったハヤブサ氏が、途中で会ったというCB氏と一緒にキャンプにきていました。
テントを貼り終わると予想通り通り雨がきましたが、まもなく止みました。

お風呂へ行こうということで、場所を知っているわたしの先導で弟子屈の泉の湯へ向かいましたが、なんと、おやすみでした。
他に入れるところを探すのも面倒だということで、諦めて帰りました。
帰りは真っ暗で、R243からの分かれ道が大体の場所はわかっていながら、曲がりそこねかけました。

夕食には、わたしは事前に弟子屈のスーパーで買ったお弁当があったのでそれを食べ、彼らはジンギスカンをフライパンで焼いたりしていました。
面倒そうに後始末をしているのを見ると、割りきって調理道具を持たずに来たのもある意味正解のように思います。

晴れとは言えませんが、雨の心配はなさそうです。
朝ごはんを食べて出発です。

宿に泊まったうち、バイク組の3人が一緒に出発しました。ちなみに、このうちの一人は、前日わたしがウニ丼を食べているときに隣の席にいた人でした。

途中、それぞれ脇道にそれるなどして一人になりました。

宗谷岬の手前で宗谷丘陵に登りました。写真をとっているうちに別れたうちの1台に抜かれました。


もうちょっと晴れていればいい景色なんですけどね。

新しいカメラの、パノラマ撮影を試してみました。これで、ほぼ180度をカバーしています。

降りると、宗谷岬です。


樺太は見えませんね。

ここで、別れた2台と再会しました。
一人はまだいるとのことなので、もう一人と一緒にエサヌカ線まで行くことにしました。

道の駅 さるふつ公園

ちょっとミスコースをしたあと、エサヌカ線に到着しました。
ながーい直線道路が売りです。

写真を撮りまくりです。




しつこいほど撮りまくり。



他にも、写真をとっている人がいますね。


一緒に来たお兄さんは先を急ぐとのことなので、ここで別れました。
前夜の宿で寄るべきところリストを吹きこまれたので忙しいようです。

この2枚がいちばん真っ直ぐさを感じ取ることができるでしょうか。同じ場所ですが、前も後ろも終わりが見通せません。

一人になって、先に進みます。
道の駅 マリーンアイランド岡島

道の駅 おうむ

ここで、隣に停まったハヤブサ氏に声をかけられました。舞鶴港で見かけたよとのことです。
そういえば、船の中の写真にこのハヤブサが写っていましたね。
これ↓

少し話したあと、別れてわたしが先に出発しました。

道の駅 おこっぺ

ここでもハヤブサ氏と会いました。
この道の駅には、列車の客車を使った無料のライダーハウスがあります。ただし、メンテなのか、工事をやっていました。

ここからは、彼はオホーツク海沿いに進むのに対して、わたしは西興部へ向かって内陸へ向かうのでお別れになりました。

道の駅 にしおこっぺ花夢


道の駅 香りの里たきのうえ

オホーツク側に戻って、道の駅 オホーツク紋別

この日はキャンプをすることにしました。今回はじめてのキャンプです。
上湧別の、五鹿山公園キャンプ場


やたらと蚊が多かった。


テント設営を終えたので、温泉と食事に出かけました。

かみゆうべつ温泉チューリップの湯

ここは元駅だったらしく、それらしい跡がありました。






ここで、焼きホタテ定食を食べました。自分でホタテを焼いて食べます。

テントに帰って、やることがないのでさっさと寝ました。