タグ: 京都

12月になると、京都では大根焚きのニュースが流れてきます。
有名どころでは千本釈迦堂と鳴滝了徳寺です。それぞれ大根焚きのいわれは違うそうです。
千本釈迦堂が毎年12/7,8、了徳寺が毎年12/9,10ということで、ちょうどこの週末に当たるのですが、土曜日は有馬温泉に行ったので、了徳寺に行く事にしました。

了徳寺の大根焚きは、親鸞上人がこの地に来た時にごちそうした大根が喜ばれたことからくるそうです。

嵐電宇多野駅

少し歩いて了徳寺着

大根の山がありますね。

受付をします。
志納金がとても高いですが、縁起物ということで納めます。


お斎といわれる、報恩講に出される精進料理です。
薪で焚かれたかやくご飯と大根葉のおひたし
大根はかなり分厚く切ってあります。

NHKが取材に来ていました。

今度は鳴滝の駅へ向かいました。
ここは、鳴滝駅と宇多野駅の間で、桜のトンネルとして有名なところです。

鳴滝駅

これじゃなくて、反対向きの電車に乗りました。

大宮まで嵐電で戻って烏丸まで歩きました。
最近、京都の商店街合同でなんかやっているようですね。京都らしく萌えキャラ採用のようです。

西国18番六角堂
なんどかこの近くに来ていたんですが残っていました。

いったん家に帰って、車でもう一度出かけました。
近場の善峰寺へ。
紅葉が終わったので空いています。


20番善峰寺


観音堂
この日は第二日曜日で本尊開帳の日です。これをねらっていたんです。

堂々とした千手観音像でした。







ちょっと雪がちらついていました。

前日は京都を歩いたので、今度は自動車で出かけました。
比叡山がまだ見ごろだみたいなことを数日前に言っていたので、まず比叡山へ。

北白川から山中越で比叡山ドライブウェイに入りました。

琵琶湖を見下ろす展望台

こちらは京都

この真中が京都御苑ですね。

比叡山頂上付近


北のほうの山は雪をかぶっています。

延暦寺のメインである東塔に到着


今回は国宝殿にも入りました。
国宝が満載なのかと思いましたが、展示されていたのは１点だけでした。

戒壇院

阿弥陀堂と東塔

東塔は国土を守るために全国に建てられた六つの塔の一つで、この東塔と、西塔エリアにかつてあった西塔がそのうちの二つだそうです。この東塔は信長の焼き討ちでなくなりましたが、佐川急便創始者の寄付によって再建されたそうです。

大講堂
本尊は大日如来です。

鐘楼

文殊楼
急な階段を上ると文殊菩薩がいます。

根本中堂
本尊は薬師如来です。内陣には、1200年間続く「不滅の法灯」がありました。実際には焼き討ちで途絶えたそうですが、分灯してあった東北の寺から帰ってきたそうです。

次は西塔エリア

にない堂
対となる法華堂と常行堂が渡り廊下でつながれています。

法華堂

常行堂

釈迦堂

浄土院
伝教大師の御廟があります。

横川エリア

ここが比叡山の紅葉の中心で、この日はもみじ祭をやっていました。

大根炊きのふるまい

横川中堂
あれ？ すっかり葉が落ちてしまっていますね。

まずはここを素通りして奥へ向かいました。
根本如法塔

途中に写し西国三十三所がありました。

元三大師堂


ここは、角大師で知られています。
京都ではやった疫病から守るために、元三大師が鬼に変化して弟子にその姿を描かせ、版画にして配らせたそうです。

根本中堂に戻ってきました。
本尊は聖観音菩薩です。

この辺が一番紅葉がきれいらしいのですが、終わっていますね。

比叡山を下りて坂本あたりにある日吉大社へ行きました。
比叡山の登り口にあたる場所で、ここにお参りしてから登るのが昔のしきたりだったようです。
滋賀の紅葉名所らしく、駐車場に入る列ができていました。

観光駐車場からの道すがら


参道

山の神なので、鳥居に山があるそうです。
山王鳥居という名がついています。

また、ここは全国の日吉、日枝、山王神社の総本社だそうです。

ここは猿を神の使いとして大切にしているそうで、猿回しをやっていました。


門にも猿がいました。

西本宮の拝殿

本殿

ここはこんな風にひさしが長く出ていますが、後ろだけ短くなっています。


後ろには山があって、山の神様が山を見るのに邪魔になるからということでカットしてあるそうです。日吉造という建築様式です。

宇佐宮

白山宮拝殿

東本宮楼門

東本宮本殿は屋根の修理をやっていました。

修理の様子が見学できるようになっていました。

修理の間、本殿の神様は樹下宮に移動していました。

もっともみじでいっぱいなのを期待していたのですが、一部に固まっていましたね。

ふたたび参道に戻ってきました。

参道のほうが紅葉がきれいな気がする。


観光駐車場

ちょっと消化不良気味なので、湖西道路を北上してマキノまで。

この前来た、メタセコイア並木も紅葉しています。



さすがに見ごろなので人も車も多くて、風景だけをとるのは難しいです。狙って撮るなら早朝ですね。

ちょっと南のほうは木が大きくて暗めなので趣が異なります。

このへんは栗園です。

猿が歩いていた。


マキノビックランド

湖西道路で帰りましたが、途中で3か所くらい事故で渋滞していました。また、最後のR1に合流した車が京都東ICに入れなくて湖西道路まで詰まるため、雄琴あたりからずっと渋滞でした。

京都の各地でライトアップが始まりました。
嵯峨野の大覚寺のイベント目にとまったので、行ってきました。

Webサイトの案内では京都駅からバスでとあったのでそれで行きましたが、観光シーズンのため各地が渋滞していて１時間で着くはずが１時間半くらいかかりました。（京都駅構内から出るのに１０分以上） 途中で阪急嵐山駅にも寄っていたので、そうと知っていたらそっちから行ったんですが．．．

到着

入り口は大沢池の方に設けられていました。

諸堂参拝の入り口もいつもと違っていました。









嵯峨菊という、この地方特有の菊の展示もありました。

「真紅の水鏡」という副題があるように、水面に映る景色がきれいです。








「1200年の風にのせて」というテーマで、願い事を込めたかざぐるまの奉納をやっていました。






普段は非公開の心経宝塔（上の写真の赤い塔）の内部が公開されており、四国八十八ヶ所のお砂踏みをやっていました。

1/4くらいは名前からどんなお寺だったか思い出せましたが、あとはだめですね。

大覚寺カフェといって、出店が出ていろいろ変わった料理も売っていましたが、平日の夜なのであまり売れていませんでした。

なんかのテレビで料理の紹介の収録をやっていたようです。

弘法大師が掘ったと言われる閼伽井が公開されていました。
これも普段は非公開です。

帰りは急がないので歩いて嵐山に向かいました。
竹の径あたりのライトアップも見ようかなと思って寄ってみたら、このとおり．．．

単に写真だからではなく、足元も見えないくらい真っ暗でした。
街灯のあるところはこんな感じ↓

ここのライトアップは１２月に入ってからみたいですね。

嵐電嵐山駅に到着

西院で夕食を食べて帰りました。

休日と１８日が重なるということで、西国めぐりに行ってきました。
１８日は観音様の縁日ということで本尊開帳が行われるところが多いので、このタイミングを狙っていました。

まずは２３番勝尾寺


紅葉が見頃です。




勝尾寺は勝ちだるまのお寺です。

Wikipediaの一覧表では毎月18日に本尊開帳が行われると書いてありますが、実際にはやっていませんでした。2008年頃の結縁開帳の頃の情報が残っているだけなのかもしれません。公式サイトには特に開帳時期について書かれていませんね。

メジロ？

そのままR171-中環-R176で宝塚方面へ向かって２４番中山寺へ
ちょうど七五三の時期で、駐車場の入場待ちとなっていました。民間の有料駐車場しかないので近いところにとめたのですがかなり高かったです。駅の表の方に安いコイン駐車場を見つけたので、次回からは七五三の時期を外してここを狙っていく事にしましょう。






こちらは本尊開帳が行われていました。
特にそういう表示はなく、こっそり開帳されていた感じでした。

駐車場を調べに行った駅表の路地で発見


耳に印がしてあるので、不妊処理がされている地域猫ですね。

お昼には、お寺近くのうどん屋さんにしました。


天ぷらをいくつか取ると結局相当なお値段になってしまいますね。

池田からR423を通って亀岡の２１番穴太寺

そろそろ紅葉巡りの時期になってきましたね。

桂離宮からの続きです。

阪急・地下鉄を乗り継いで、東山から歩いて岡崎公園方面に向かいます。
まずはお昼のお店へ。






動物園をこえたあたりにあるお店が目的地です。
以前来たことがあるうどん屋さんの山元麺蔵です。
開店直後ですが、並んでいますね。観光シーズンなのでいつもより多いみたいです。
ちなみに、奥の方の列はおとなりのおかきたの行列です。


結局、１時間半ほど待っていました。
けいらんうどんとごぼう天丼

卵とじうどんというのもあって、どう違うんだろうと思いましたが、こちらはちょっととろみをつけているみたいです。
食事を終えたら、外は更にすごいことになっていました。

本来の目的地、京都市美術館に到着です。

大エルミタージュ美術館展をやっています。

１６世紀から２０世紀まで、それぞれの世紀の代表作をまとめる形の展示でした。
ルネッサンス（１６世紀）、バロック時代（１７世紀）の絵の雰囲気と、ロココ調、新古典派（１８世紀）から印象派（１９世紀）までの絵の雰囲気がだいぶ変わってきているのが感じられました。

ついでなので、哲学の道を散歩してくることにしました。
南禅寺






まだ本格的ではないですが、色づいた木々もありますね。

別に食べてないですが、なんとなく．．．

永観堂



有料エリアには入りませんでした。

ここから哲学の道

いつもの方たちは．．．いました。



なんか、今までよりいっぱいいるような．．．

そして、きわめつけは．．．
猫団子

更に乱入






こちらは子猫の兄弟




以前の２倍くらいに増えているようなきがします。

ここにも発見

法然院



お寺の人が、山門を閉じたあと砂の塚になにか置いていました。

木酢液を使った猫よけだそうです。
たしかに、猫のトイレになりやすいところですね。

銀閣寺の参道の所まで来ました。

哲学の道はここまでです。

百万遍から東大路を南下して、四条河原町から電車で帰りました。