電車と徒歩 – ページ 40

2012/04/29 牡丹とキリシマツツジ

GWは四国八十八箇所のバイクで２周目に行く予定でいたのですが、ドクターストップにより中止となりました。

４月の桜巡りで歩きすぎて、右足の痛みが残るなと思ってお医者に行ったら、坐骨神経痛と診断されました。以前からあった椎間板ヘルニアによるものらしいです。椎間板ヘルニアは数年前に一時的に腰痛になってまもなくおさまったのでもう問題ないものと思っていたのですが、これが別な形で再発したようです。連休はゴロゴロして過ごしなさいとお医者さんに言われ、無理して出かけたらもう治らなくなるかもしれないとのことだったので、しかたなく四国は中止としました。

急に予定が空いたので、近場にちょっとだけでかけました。

乙訓寺

牡丹のお寺です。
聖徳太子が建てたと言われ、弘法大師が別当を務めたこともあるお寺になります。
当初はかなり大きかったようですが、今はかなりコンパクトなお寺です。
長谷寺にゆかりがあるため牡丹を植えるようになったそうです。

本堂
本尊は合体大師像という、弘法大師と八幡神を合体させた像です。

続いて、長岡天満宮

たけのこフェスタをやっていたので、それに協賛した出店が出ていました。

キリシマツツジが見頃です。

たけのこフェスタの会場。

たけのこの販売が目当てだったのですが、整理券を配っての販売だったので諦めました。

天満宮の向かいでいつもたけのこ販売をしているお店があるので、そちらに行きました。
TVの取材でベッキーが来たこともある農園らしいです。

どうせ休みにごろごろするなら実家がいいやということで、たけのこを持って実家へ帰りました。

2012/04/18 総持寺の包丁式と京都水族館

この日は総持寺で珍しい行事があるのでお休みを頂いて見てきました。

包丁式という行事です。
寺を開いた山蔭卿が本尊の観音様を彫ってもらった時に千日間自ら料理を作って届けたという話から包丁道の祖として崇められており、それにちなんだ行事だそうです。
平安時代の宮中料理の諸作法を整えたものの一つが四条流包丁式とよばれ、そこからできたのが四条山蔭流だそうで、その免許の許し状をを与える際に行われる行事が包丁式とのこと。

ここでは、包丁と真魚箸（金属の長い箸）を使って、魚に全く手を触れることなくさばく作業を実演してくれます。

開始時間がよくわからないので、10時頃に総持寺着。

本堂では献華式もやるようです。

今は期間限定で本尊開帳と西国三十三所のお砂踏みをやっているようですが、本堂で献華式があるためにこの時間帯は入れませんでした。

包丁式にちなんだ、包丁塚

包丁式は開山堂で行われます。

包丁式の開始は正午であることが判明しました。
まだ時間があるなと思って開山堂の濡れ縁に座っていたら、ある人が中に座ったのをきっかけに、一斉に席取りになりました。前の方の席は関係者と来賓用なのですが、それ以外は自由に使えるようです。正面がどこになるかよくわからなかったので、場所取りを誤って、あまり見えない席になってしまいました。
席取り体制になってしまったので、献華式の方は行けませんね。

包丁式の種目には三曲鯛、一刀鰹などもあるらしいですが、今回は五刀鯉だそうです。

開始の15分くらい前に住職さんが入ってきて、包丁式について、寺の成り立ちや本尊を迎えたいきさつ、千日料理を絡めて説明してくれました。それから、説明ビラも全員に配っていました。

あまりうまくないほら貝の合図とともに、師範の方が後見人（？）２人を伴って入って来ました。

住職さんがお経をあげて、式が始まりました。

雅楽のBGMが流れ始めました。
包丁が届けられて、披露されます。

次に、鯉が届けられます。

服の袖に付けられている紐を使って裾を固定して、作業開始です。

ひとつひとつの動作に前置きの動作が伴うので、なかなか時間がかかります。

鯉を皿からまな板へ移動します。

真魚箸を突き刺して固定して、包丁を入れます。

．．．前の人にかなり視界を遮られます。

裏返します。

最後に、包丁と真魚箸をあるところにあてて、えいっとやると．．

こんなふうに、一瞬で縦になります。
「おぉー」という歓声が上がりました。

出来上がりのようです。
三枚おろしみたいなのかと思っていたのですが、予想と違いましたね。

ちなみに、こんな感じのところから撮っています。
まな板が低い位置にあるので、手元を撮るのが大変。

続いて、後見人（？）の人がこれを皿に戻します。

柱の陰だ。

そして、包丁を片づけます。

開祖にお供えされました。

免許の許し状の授与

このあと、本尊開帳とお砂踏みのために本堂へ行って総持寺をあとにしました。

まだ時間があるので、平日にいきたいところとして、京都水族館を思い出しました。
さすがにオープンして１か月後の平日の夕方なので、入場の列はありません。

余裕で見学できますね。

このくらいの人の入りだとゆっくりできます。

梅小路公園の桜
京都の桜のピークは過ぎましたが、遅咲きの桜は見頃なのがありますね。

公園の一角に朱雀の庭というのがあります。
時間があるので行ってみました。200円かかります。

西八条第跡平清盛の邸宅です。

奥のほうに、いのちの森とよぶ、再生ビオトープが設けられていました。

わたし以外に入場者はいませんでした。

きょうのにゃんこ
「．．．．．♪」

「なんかみられてる？」

「なんか用ですか？」

2012/04/14 京都桜巡り（３）

今週が桜のピークかと思ったら、もう散り始めているところが多いですね。

先週に続き、桜巡り３日目になります。

午前中は雨が残って天気がよくなかったので、ごのからお出かけです。
阪急大宮あたりでお昼を食べて歩きます。

ちょっとみつけた路地
ふしミみちって、伏見みち？

菅大臣神社
菅原道真生誕の地らしいです。

花びらが舞います。

烏丸から地下鉄に乗って東山で降りました。
白川

そして、岡崎公園の疎水

岡崎公園の桜

そして、平安神宮

今回は、ここの神苑が目的地です。
人がいっぱいいました。

ふたたび東山駅へ戻って地下鉄で京都駅まで。
東寺です。

今回は御影堂（大師堂）に用事があります。

GWに再び四国八十八箇所巡りに行くことを予定しているので、出発前のお参りです。
出発前に東寺をお参りして、八十八ヶ所が完了したら高野山へお礼参りするということを薦めているそうです。
高野山は広く知られていますが、東寺はあまり行われていませんね。
単に、東寺がお遍路に便乗しているだけのような気もします。

ちゃんと納め札と写経も納めました。

納経所は食堂にあります。

このあと、講堂、金堂の拝観エリアへ向かいました。

五重塔が入ると、画像にアクセントが出来ますね。

金堂
本尊は薬師如来

講堂
本尊は大日如来

東寺は平安神宮に比べて静かでした。

2012/04/08 京都桜巡り（２）

そこそこ咲いているところはありそうなので、続けて桜巡りに出かけました。
JR嵯峨野線の二条駅で降りて北上しました。

二条駅前の桜も咲いています。

千本丸太町の交差点の脇をちょっと入った公園のところに、案内看板があります。

平安京大極殿跡

平安京の中心は、今よりもかなり西にあったんですね。

まずは、立本寺

そして、さらに北上すると、千本釈迦堂です。

本堂の中とか、霊宝館の宝物とかも見てきました。

北野天満宮の裏を抜けると．．

平野神社です。

右近の橘
実がなっています。

桜苑はあまり咲いていないですね。

人はそこそこでしたが、売店に入っている人はあまりいませんでした。

ここから、嵯峨野へ向かうことにしました。
きぬかけの路

龍安寺
今回はおもてを見ただけでパスしました。

そして仁和寺

御室桜は遅咲きなのでまだまだです。

お昼になったのでお店に入りました。
仁和寺門前のすさがべ庵

ねぎそば（鴨入り）

嵯峨野らしい風景になってきました。

急に人通りが多くなったと思ったら、佐野邸庭園です。2009年にも来ましたね。
円山公園の祇園桜を手がけた造園業の人の個人宅を開放しているものです。

まだちょっと早いですね。

広沢池

のどかな道

大覚寺門跡

大覚寺は初めてなので拝観しました。

ここはかつて嵯峨野御所だったところです。

このため、右近の橘、左近の梅が植えてあります。
普通は左近の「桜」なんですが、もともと梅だったのが桜を使うように変わっていったそうで、ここでは昔のままの梅が使われているようです。

本堂で甘茶をふるまっていました。

そういえば、花祭りの日ですね。

大沢池

なかなか立派なお寺でした。

ついでに大沢池を一周



梅林もありますね。

かつては、このへんまで建物があったようです。

次は清涼寺
インド-中国-日本と渡った三国伝来釈迦像（実際は、インドから伝わったものを中国で模写したものらしい）が有名で、嵯峨釈迦堂という別名があります。
普通、浄土宗というと御影堂がメインなんですが、ここは釈迦如来を安置した本堂がメインでした。

花祭りの関係かな？

本殿内陣と庭園の拝観をしました。
本尊の釈迦如来像の胎内には絹で作られた内臓「五臓六腑」が納められていたそうで、生身釈迦如来とも言われています。

阿弥陀堂


鳥さん
メジロかな？