カテゴリー: 電車と徒歩

TVで紹介していた美術展に興味があったので行ってきました。いつも行く京都市美術館のそばにある、細見美術館です。
地下鉄東山駅で降りますが、まずは美術館と反対側の南側へ、寄り道です。


知恩院の門。いつもは横から来るので初めて通りました。って、ここまで来たら、行き過ぎです。

得浄明院。ここも京の冬の旅での特別公開です。



ここは、明治時代にできた尼寺で、信州の善光寺の京都別院となっています。京都から善光寺までお参りするのは大変なのでその代わりとして建てたようです。建物の構成も善光寺を模しているそうで、本尊も同様です。戒壇巡りも再現されていました。最後に盆石というのが特別展示されていました。これは、漆塗りの盆の上に砂で絵を描いたもので、見事なものでした。（「盆石」でネット検索してみると画像もヒットするので、それを見るとどんなものかわかると思います。リンクを貼ってもよさそうなページがないもので．．）

普段から拝観はできるようですね。解説があったり、盆石の展示があったりというのが今回の特別なところでしょうか。

ここで戻って、細見美術館へ向かいました。

到着

ここは、実業家個人のコレクションを展示する美術館らしいです。

今回見たのは、「琳派と若冲展」です。琳派というのは、俵屋宗達や尾形光琳をはじめとする、江戸時代の画家たちです。これまでお寺の装飾でこれらの人たちの絵を見ることはありましたが、作品としてみるのは初めてです。事前にTVで琳派が用いる「たらしこみ」の技法についての解説を見ていたので、このへんもわかりました。これまで、お寺の装飾として見たときは、風神雷神図や龍図など力強い絵が多かったのですが、ここでは草木の絵なども見ることができ、こちらのほうが好みでした。
また、後半では、伊藤若冲という画家の作品が展示されていました。（琳派ではありません） もともと錦市場の青物卸をやっていたということで、草木や動物を写実的に描くのが特徴でした。鶏や昆虫の絵が見事でした。
「日本画はお寺の装飾の一部」みたいなつもりでいましたが、見直すきっかけになりました。

展示室は３つあって、展示室の間の移動では、こういう空間を通ります。

ついでに、鴨川を渡って１９番革堂行願寺に寄って来ました。

革堂のあるところに着きましたが、様子が変わっていました。

山門の工事だそうです。

裏口から入ります。

時々日はさすのですが、寒い一日でした。

微妙な天気だったので、近場にお出かけしました。
京の冬の旅の洛中エリアです。

地下鉄鞍馬口駅で降りてちょっと歩いて慈照院です。相国寺の塔頭寺院の一つです。


桂宮家とゆかりがあるそうで、内装にも桂離宮を模したものがありました。

また、奥の茶室には、茶人千宗旦に化けてお茶をたて、遅れてきた本人と鉢合わせをして逃げていった宗旦狐の掛け軸や、首を千利休とすげ替えることができる布袋像などがありました。

次は、堀川通の方まで行って、宝鏡寺

ここは天皇の息女が入った尼門跡寺院で、幼い皇女のために人形が多く集められたそうで、人形の寺として有名です。毎年春と秋に人形展をやっているらしいです。
今回の冬の旅は、尼門跡寺院を多く取り上げているようですね。
本尊の聖観音菩薩が鏡を持っているところから宝鏡寺というそうですが、残念ながら本尊を見ることはできませんでした。


全エリア撮影禁止でした。

途中にあった、妙顕寺

晴れ間も出るんですが、雪が舞ったりもしました。

三時知恩寺


ここも尼門跡寺院です。
後柏原天皇の時代に、一日6回行う勧行のうち昼間の３回をここで行ったことから「三時」という名がついたそうです。
中には円山応挙作の琵琶湖を描いた襖絵などがありました。
本堂では、普段秘仏となっている善導大師像が公開されていました。

帰りにちょっと寄り道をして京都御苑へ。

梅が咲いているかなと思ってきたのですが、つぼみですね。


と思っていたら、咲いているのを発見。

全体としては、こんなかんじでほとんど咲いていません。

もうちょっと先に行ったら、もっと咲いている木がありました。

御苑内の、宗像神社

京都の梅は来週ですかね。

今年も京の冬の旅の特別公開をやっています。
すでに行ったことのある所も多いのですが、気になるところもあるので行ってきました。

四条付近の鴨川
河川敷の工事をやっていました。

三条大橋

きょうのにゃんこ

まずは聖護院
ここは修験道の総本山で、増誉大僧正が白河上皇の熊野詣の先達を務めた功績により与えられたお寺だそうです。門跡寺院として、代々皇室が住職を務めています。
白河上皇以降の熊野詣も代々ここの住職が務めているそうです。
聖護院という名前は、大根とかにもついていて有名なので、一回入ってみたかったんですね。

このへんは八つ橋の発祥の地だそうで、八つ橋やさんの本店がいくつかあります。

例によって内部は撮影禁止です。
天明の大火で御所が焼けた際に仮御所として使われたこともあるそうです。
狩野派の襖絵や、上段の間、書院などが見学できました。
本殿では1/25の行事のお供えがまだ並べられていましたが、そのなかに、鏡餅の形をした巨大な生八ツ橋がありました。

建物内でなければ撮影可
この庭では、節分に護摩焚きが行われて、人がいっぱい入るそうです。

聖護院を後にして、哲学の道の方へ向かいます。
途中、金戒光明寺に迷い込みました。ここでも冬の旅の特別公開をやっていますが、以前来たのでパスしました。

途中にあった、岡崎神社

かつては周辺に野うさぎがいっぱいいたため、うさぎを神の使いとしているそうです。


狛兎

哲学の道に到着

いつもの方々

オフシーズンなので、人が少ないですね。

もう一つの目的地です。

霊鑑寺

こちらも門跡寺院ですが、尼寺だったそうです。
庭の椿も有名ですが、まだ少し早いようです。

本堂にある本尊は超小型の如意輪観音像でした。

銀閣への参道
ここも空いていますね。

百万遍から出町柳へ


なんか撮影をやっていました。

出町柳の出町桝形商店街
最近、ここをモデルにしたアニメが始まりましたね。

ここから電車で帰りました。

いつも行っている北野天満宮が残っているので行ってきました。
その前に、松尾大社によってみました。

阪急嵐山線の松尾駅を出てすぐ参道です。

ここは亀が神様の使いなんだそうです。


酒造りの神様でもあるそうで、お酒がいっぱい奉納されています。

嵐山までひと駅なので、桂川沿いを歩きました。



紅葉の季節が終わると落ち着いた雰囲気ですね。

ここから嵐電に乗って北野白梅町まで行きました。

北野天満宮着
今出川通は北野天満宮の駐車場待ちの車が連なっていました。

書き初めをやっていました。

テレビとか新聞の取材が着ていました。

列に並ばなくていいよと書いてあったからか、長い列にはなっていませんでした。

お守り売り場の混雑も大したことないので、やっぱり午前中というのが良いのでしょうか。
これまでは午後に来ていたので．．．

梅とか紅葉の季節には有料となっている土塁ですが、入れるようになっていました。


でも、奥へは行けないようです。

梅園も閉鎖中

天満宮をあとにします。
途中、大将軍八神社という神社がありました。

神社ばかりだったので、お寺にも行く事にしました。東寺へ向かいます。
円町からJRで京都駅に移動しました。
東寺の北総門。ここから入るのは初めてです。



御影堂

食堂

時々日がさしていましたが、寒いので早めに帰りました。

あけましておめでとうございます。
恒例の初詣に行ってきました。

まずは、石清水八幡宮へ向かいました。
2年前に行ったときは山崎からバスに乗りましたが、始発が遅いので、京都周りでJR-京阪にしました。

初日の出

八幡市駅について、ケーブル乗り場へ。

上まで行ってもまだしばらく歩きがあります。

石清水八幡宮に到着

帰りは歩いておりました。


昨年の豪雨で崩れたのかな？

京阪電車に乗って、伏見稲荷へ。

参道は、以前来た時と比べると空いていました。




階段までは並んでいないですね。


本殿を終えて、奥社へ。

さらに、稲荷山の上まで登ります。






四ツ辻着



一気に登っても平気になりました。

下りは裏を回ります。

腰神不動

今後もいっぱい歩けるようお願いしておきました。

．．．なにか通った！


今年の初にゃんこ

更に歩いてたら、こんな子も



その近くに、もう一匹。

本殿のところに戻ってきたら、人がすごく増えていました。
元旦の朝早めって、狙い目なのかもしれないですね。

再び京阪電車に乗って、出町柳で叡山電鉄に乗り換えました。

最近、京阪系はアニメとのコラボが多いですね。

ひだまり号だそうです。

これに乗ったんじゃないんですけどね．．．

貴船口で降りて、バスに乗って．．．

夏は川床が設けられているところですが、今はすっきりしています。

鞍馬寺への裏参道

貴船神社へ到着。初詣では初めて来ます。






さすがにここは空いていますね。

ここでは、水に浸すと浮き出る水占みくじがあります。

帰りはバスを使わず駅まで歩きました。




以前来たことがある、べにや


貴船口に到着

電車に乗って、次は二軒茶屋でおります。


電車で上賀茂神社へ行くと結構あるのですが、歩くと意外と近いです。

上賀茂神社へ横から入場




いつもの大根焚き

すぐきの天秤押し

本殿は葺き替え工事中でした。

お神酒をいただきます。




正面から出ます。

賀茂川沿いを南下








枝垂れ桜並木の半木の道は冬は目立ちません。

見逃しそうになりましたが何か発見。


またいた。
柄が似ていますが、別の猫です。兄弟？

出てきてくれました。

下鴨神社に到着



本殿前に入るのに、えらい混雑していました。
元旦の午後はきついですね。





こちらも、横から入って正面から出ます。

ここでも、いつもの様に、甘酒をいただきました。


器に、下鴨のシンボルである葵の葉が描かれていますね。

生石御祓い場
2年後の式年遷宮で使う石を3年間清めるのだそうです。

参道は露店で歩きにくかったので、糺の森の中は仮歩道を歩きました。

出町柳から四条まで電車に乗り、混雑の中を歩いて、八坂神社へ。


人は多かったですが、お参り自体はそれほど苦労しませんでした。

阪急で地元に戻って、長岡天満宮につく頃には、薄暗くなっていました。




ここはもう閑散としているかと思ったら、まだ行列でした。

．．．ということで、７箇所の初詣になりました。