2011年5月 – ページ 2

2011/05/03 四国お遍路５日目（４８番－６４番）

朝です。ここは松山から一つ山を越える上に道が狭いので敬遠されているようですね。わたしの他にはもう一台しかいませんでした。

出発です。

４８番札所西林寺


納経所が開くまでしばらく待ちました。

４９番札所浄土寺

５０番札所繁多寺

５１番札所石手寺
ここは、ごちゃごちゃといろんなモノがあります。

きょうのにゃんこ

５２番札所太山寺

５３番札所円明寺

道の駅風早の郷風和里

なんか、白バイがいっぱい出ていました。交通安全運動？

５４番札所延命寺

５５番札所南光坊


ここの本尊の大通智勝仏は、釈迦以前に現れた過去仏ということで、一般の大系から外れるようです。
もともと、瀬戸内海の今治沖の大三島の大山祇神社が船を使わないと参拝できないので、本土側に別宮を設けたのが始まりで、その別当寺院が南光坊らしいです。（他にも別当があるらしい）このため、山号が別宮山といいます。

すぐとなりに神社がありました。

５６番札所泰山寺



納経所のお手伝い

５７番札所栄福寺

ここの駐車場も、右奥から来てUターンするように入ったり、大変です。

５８番札所仙遊寺

５９番札所国分寺
伊予の国分寺



きょうのにゃんこその２
傷だらけですが、余裕の態度でした。

なんかお昼を食べそびれそうだったので、目についたすき家でお昼にしました。

ちなみに、ここは以前泊まった東予ターミナルホテルのすぐそばです。

つぎの横峰寺も山道が大変です。有料道路になっているのですが、全然普通の狭い山道です。
なんか、狭路運転の修行をしている気になってきました。

駐車場からもかなり歩きます。
このへんから雨が降ってきました。

６０番札所横峰寺

山道を下るのも同様に苦労しました。

６１番札所香園寺
巨大な建物です。

下からもお参りできますが、２階から入ったところに本尊と大師さんが一緒にいます。

このへんはお寺が固まってあるので、どんどん行けます。

６２番札所宝寿寺

６３番札所吉祥寺

６４番札所前神寺

ここを終えたところで１６時くらいですが、つぎまで結構距離があり、１７時までに着くのは難しそうなので、ここまでにしました。

翌日のお寺が香川県境近くなので、そのそばの道の駅とよはまで寝ることにしました。
その前に、ごはんとお風呂です。
ご飯は前日同様スーパーのお弁当にしました。

お風呂は四国中央市の湯あそび広場三島の湯にしました。
普通のレジャー温泉ってかんじでした。

道の駅とよはまは、さすがに幹線国道沿いだけあって、いっぱい車が来ました。道路を挟んで反対側も駐車場になっているのですが、そこは重低音のオーディオを自慢しあう車の集会があったらしく、あちらに行かなくて助かりました。

2011/05/02 四国お遍路４日目（３８番－４７番）

道の駅で朝を迎えました。

道の駅めじかの里土佐清水

わたしが着いた頃１０台くらいだったのですが、朝には２０台を超えていました。

早めに出発です。

足摺岬に到着

３８番札所金剛福寺



７時前でしたが、既に納経所は開いていました。

ナビに細い道を案内されました。この道でなくてもいいんですが、近道らしいです。

３９番札所延光寺

４０番札所観自在寺
ここから愛媛県です。

道の駅みま

４１番札所龍光寺

駐車場がカオスな状態になっていました。

４２番札所仏木寺
ここは、仁王門が新築中で、裏から入りました。

４３番札所明石寺

道の駅内子フレッシュパークからり

お昼に天ぷらざるうどんを食べました。「もち麦うどん」という、特別な麦を使ったうどんだそうです。

R379を通りましたが、相変わらず酷道区間がありました。

４４番札所大寶寺

４５番札所岩屋寺へ
ここは、駐車場から一番歩くお寺です。

岩を削ったところに本堂が建っています。

大師堂のほうが本堂より大きいです。
このお寺は山全体が本尊という考え方があるそうで、本堂は拝殿に相当するので小さくても良いそうです。

途中の道路沿いの山。自然なのか加工なのか、いっぱい穴があいています。

４６番札所浄瑠璃寺

４７番札所八坂寺
４６番のすぐそばにあります。

きょうのにゃんこ

ここで時間になったので、この日の巡礼を終えました。
車中泊場所は、松山から山に入ったところにある、道の駅ひろたにしました。

現地に行く前に、夕食とお風呂が必要です。
適当なレストランを探そうと思ったのですが、祝日の夜は家族連れがいっぱいで大変なことが多いので、スーパーでお弁当を買っていくことにしました。
地元のスーパー

そして、お風呂目当てに行ったところはおやすみでした。
とべ温泉湯砥里館

仕方が無いので、別のところを探しました。
南道後温泉ていれぎの湯

地下1200mから引いているそうです。

付帯設備のわんわん温泉が廃れているのはわかるとして、温泉トラフグ養殖研究会ってなんだろう。
ここで実験しているんでしょうか。

このあと、道の駅ひろたまで行って弁当を食べて寝ました。
前日と違って、他の車はほとんどいなくて、夜遅くに１台来ただけでした。

2011/05/01 四国お遍路３日目（２８番－３７番）

３日目です。

朝御飯にもわんこたち。

泊まりは日和佐でしたが、再開は２８番で高知市に近いところからです。このため、まず、そのあたりまで移動しないといけません。R195メインで移動します。雨が降っています。

川の水が青い．．．

R197は、狭いところもありましたが、交通量が少なくて、ストレスは少なかったです。

２８番札所大日寺

ここに着いたのが9:30位になってしまいました。適切な宿が取れていれば、７時なので、２時間以上のロスです。あと２泊分宿の予約が入れてあったのですが、どう考えても同様の問題が発生するので、思い切ってキャンセルしてしまいました。（当日分はキャンセル料がかかった）これ以降は車中泊体勢です。

高知の街中には路面電車の線路がありますが、地元の車は、路面電車の線路を右折レーンとして使うんですね。
写真に写っているキャンピングカーもお遍路さんです。最初は控えていたのですが、地元の車が線路の上から右折して行ったのを見て、同調しています。

２９番札所国分寺
土佐の国の国分寺です。

３０番札所善楽寺

きょうのにゃんこ

３１番札所竹林寺
ここは、高知市の公園、五台山の上にあります。

このへんから雨がやんできました。

３２番札所禅師峰寺

つぎの札所は桂浜のそばを通りますが、桂浜方面は交通規制をしているようでした。

３３番札所雪蹊寺

３４番札所種間寺

きょうのにゃんこその２

つぎの札所がまた、難関だそうです。
ナビに従って登り口に進むと、警備の人がこっちはダメと言っています。どうやら、別のところから上れと言っているようです。指示に従うと、別の登り口がありました。上りと下りで分けて、一方通行にしているようですね。

登って行くと、道がどんどん狭くなり、脱輪や接触の恐怖に襲われます。

ここは、180度ターンです。切り返しが必要でした。

やっと着きました。
３５番札所清瀧寺



納経所に変な白い物体が．．．

きょうのにゃんこその３でした。

触っても全然動きません。

下りも大変でしたが、上りほどではありませんでした。

３６番札所青龍寺

３７番札所岩本寺


このお寺には本尊が５体あります。明治時代の廃仏毀釈でこのあたりの別当寺院５寺が廃止となったため、まとめてひとつの寺にしたそうです。このため、お参りの際の真言も５種類唱える必要があります。

このつぎは足摺岬で90km以上あるため、時間内に行くことはできず、この日はここで終わることにしました。この日の夜は、足摺岬に近い、道の駅めじかの里土佐清水にすることにしました。

移動しながら、お風呂と夕食の場所を探すと、R56沿いに、ニュー佐賀温泉というところがありました。

温泉に入った後、ここのレストランで夕食にしました。
限定メニューの黒潮御膳

地元の食材にこだわった料理らしいです。

途中に寄った、道の駅ビオスおおがた

車中泊場所の道の駅めじかの里土佐清水は辺鄙なところで昼間はあまり車がいないのですが、このときは既に１０台以上が車中泊体勢で停っていました。わたしもこの中に入って寝ました。

2010/04/30 四国お遍路２日目（１９番－２７番）

２日目です。
宿には朝ごはんもないので、好きな時間に出発できます。
玄関の受付に鍵を置いて出かけました。

前日に来ているので簡単に来れました。
１９番札所立江寺



お参りを終わらせましたが、まだ７時前なので納経所が開いていません。しばらく暇を潰すと、納経所が開きました。

朱印をもらって出発です。

途中、知らない道の駅がありました。
道の駅ひなの里かつうら

今年の３月にできたようです。

２０番札所鶴林寺

ここまでの道も細い道をかなり登ります。
朝早いのであまり対向車がいなくて助かりました。
仁王門の中に、鶴が．．

下まで降りて、つぎは太龍寺ですが、ここの登り口は何回か来たことがあります。

登り口に着きました。道の駅鷲の里

ここから太龍寺へのロープウェイが出ています。

このロープウェイは、山を二つ越えて、少し下がったところへ行く、上がって下りるロープウェイです。

この山に昔オオカミが住んでいたことにちなんで、オオカミの像があります。

行き先の駅は、少し下がった所にあります。

降りたところがもう境内です。
車で来る道もありますが、かなり時間がかかるらしいです。

２１番札所太龍寺



龍天井


お参りを済ませて、再び駅へ。

帰りのロープウェイです。
山の上に弘法大師が座っています。

再び、オオカミ


一つ前の、鶴林寺が見えます。

再び、車で移動です。
２２番札所平等寺

２３番札所薬王寺



初めての海の見える札所です。

道の駅日和佐

このへんで、心配事が出てきました。
この日の宿はこのあたりに取ってあるのですが、まだ午前中です。この先どんどん進んでいっても、夜にはもどってこないといけません。まぁ、５時に終わってから走ってきても７時くらいまでにはもどってこれるかなということで、そのままにしました。

道の駅宍喰温泉

長い移動区間を終えると、室戸岬です。ここから高知県です。
２４番札所最御崎寺

すぐそばに、室戸岬灯台があります。

このへんが、岬の先っぽ？

２５番札所の駐車場が分かりづらかったのですが、ちょうど門前のスーパー兼食事処の前に車が停められるところがあり、メニューもよさそうだったので、ここに留めてお昼にすることにしました。
遍路の駅夫婦善哉
もともとスーパーだったのが、お遍路さん向けの店に変わってきたそうです。

刺身盛り合わせ定食
この内容で７５０円はお得な気がする。

車を停めたままお参りに行っていいか尋ねると、OKとのことでした。

２５番札所津照寺

本堂が階段の一番上にあり、大師堂が一番下にあり、行ったり来たりでした。

つぎの札所はまたまた狭い道を延々と登ります。
例によって対向車があると離合が大変です。何が困るかというと、狭い道に慣れていない人たちが大挙してやってくるので、阿吽の呼吸が成り立たないことです。こちらは離合ポイントを考えてタイミングを考えているのに、慣れていない対向車は何も考えずに突っ込んできて、狭いところで離合するはめになります。わたしは、この手の道では、いち早く対向車の存在を発見して、離合ポイントを設定するのが大事だと思っています。そのために、カーブミラーなども最大限活用するのですが、対向車のほとんどはカーブミラーを見ていないようですね。

そんな中、わたしが追いついた一台の車が、上記のコツをわきまえて、適切に処理しているのに気が付きました。この後を付いて行くと楽ちんです。

２６番札所金剛頂寺

下りも例の車についていって、楽ちんでした。

つぎの札所へ行く途中、前にトラックに割り込まれたのですが、これが怖い．．．

鉄骨がぶら下がった状態で、いつ落ちてもおかしくないですよ．．．
実際、一本、路肩に飛びました。（被害はなかった模様）

つぎの札所も狭い山道です。
山道の入り口で、例の慣れたドライバーの後ろにつけたので、楽ができました。

２７番札所神峰寺

ここで、例の車のドライバーに声をかけられました。どんな人かと思
ったら、小柄な年配の女性でした。広島からアイシスで来ているようです。おそらく車中泊仕様でしょう。なんか、うしろから見ていると、酷道を走り慣れたマニアのイメージがあったので、意外でした。一般巡礼者の山道運転の不慣れさを嘆いていました。